今回は、自費診療界におけるサービス強化の中でも、USPをどのように落とし込むかについて見ていきます。
なお、USPの概念については、前回の記事をご参照ください。

 

 

 

では本日の目次をお示しいたします。

 

 

USP落とし込んだサービス強化の考え方

 

下の図をご覧ください。自医院の競争優位性をUSPと言いますが、これらを販売戦略と商品戦略にそれぞれに落としていく必要があります。

 

 

下の図は商品戦略の要素をまとめたもので、パッケージ・ブランド・付帯機能の3つの要素があります。

 

 

パッケージは商品の実態そのものを指し、ブランドは付加価値を高める要素です。そして、付随機能は商品価値を補強する要素になります。この三つの要素を意識してサービス強化を行うことが重要です。

 

次に販売戦略です。下の図は自費診療業界における販売戦略を表したものです。

 

 

媒体・販売ルート・企画の三要素があり、媒体については、DMなどのオフライン媒体・PR・Web広告・SEOを活用したホームページ・SNS・契約客などが挙げられます。これらの媒体を通じて、自医院や施設に集患を促し、そこで販売ルートと呼ばれる診療や相談会セミナーなどを実施するのです。

 

このような集患を増やす取り組みが必要ですが、こちらも前述したUSPから逆算した構築が非常に重要になります。

 

本日のまとめ

 

改めて、本日のまとめをお示しいたします。

商品戦略では、パッケージ・ブランド・付帯機能の三要素を取り入れて実施する

販売戦略は、媒体・販売ルート・企画の三要素があり、USPから逆算した構築を行う。

集患では、販売ルートを通して来院を促し、診療や相談会セミナを実施する。

 

以上、今回は、自費診療強化に向けたサービス店の作り込み中でも、USPをどのように落とすかについて触れてきました。

 

このようなUSPの考え方は今後非常に重要になりますので、しっかりと医院内で検討を行っていきましょう。

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