Instagramのハッシュタグ検索を活用し認知度と来院数向上を実現したA歯科医院

今回は、Instagramの検索に焦点を当てた運用で、認知度と来院数が2倍に増えた千葉県A歯科医院について見ていきたい。

SNSとは何か

まずは、SNSとは何なのかについて説明しよう。下の図は、SNSの考え方を示したものである。

SNSとはソーシャルネットワークサービスを意味し、情報の発信・共有・拡散を行うためのコミュニケーションツールを指す。その中でも、Instagramは自費診療の集客と相性が良く、自費診療の患者を増やしたい歯科医院においては欠かせないツールと言えるだろう。

Instagramの活用

Instagramを活用して来院を増やすためには、主に三つの施策がある。

一つ目はレコメンドである。レコメンドとはInstagramの運営側が、ユーザーに対して自院の投稿をお勧めする（レコメンドする）ことを指す。

次に検索だ。インスタグラム上でも、Googleのように検索ができるので、自院のサービスに沿った検索結果を表示させることが重要である。

三つ目の人海戦術については、歯科医院サイドが様々なユーザーに対して直接フォローをしてもらうよう依頼してもらう施策を指す。

これらの施策については、拡散数や投稿数の面で見ると下の図のような考え方となる。レコメンドが最も効果が高く、次に検索、そして人海戦術となっているのが分かる。今回は特にこの中でも「検索」に焦点を当てて探っていきたいと思う。

A歯科医院の取り組み

Instagramにおいても、Google検索と同じように検索できるとお伝えしたが、どのようなメリットがあるのだろうか。下の図は、歯科というキーワードをGoogleで検索した場合とInstagramで検索した場合の比較である。

Googleではググるという表現が用いられるが、Instagramではタグるが使われる。見て分かる通りInstagram側の検索には視覚的に探しやすいというメリットがある。また、Instagramの検索においては、#（ハッシュタグ）が使用されることが多い。